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アメリカ留学をするとき必要なもの
アメリカに留学する目的にはいろいろあるでしょうが、いきなりチケットを買って飛行機でアメリカに行っても事前の手続きが何もなければ「短期滞在」扱いで長期の滞在はできません。「留学」という名前でよばれるほどの長期滞在ですと、まずそれなりの長期で滞在するための手続きをしていかなくてはいけません。
アメリカに滞在するためのビザは日本にあるアメリカ大使館に対して行うことになりますが、煩雑な手続きになりますので時間がないとかお金に厭目をつけないなら「代行業者」に依頼するのも手です。
大学院、大学、コミュニティーカレッジ、語学学校等(いずれも認可された学校であること)への留学生は非移民ビザの中の「F-1」というビザの取得をすることになります。
大学入学に必要なものは完全に記入された願書、高卒の証明書、銀行の残高証明書(収入証明)、推薦状、過去の成績(大学留学なら高校時代の成績、大学院留学なら大学時代の成績)、TOEFLの点数(500~550点が理想的)、エッセイ、過去の主要な業績を伝える履歴書あるいは経歴書 などです。加えて難易度の高い学校になどでは、SATまたはACTなどの共通テストの成績表も要求されます。ただし滞在する州によって規定は違うので必ず確認して下さい。
具体的なアメリカの薬学部への入学の流れは、成績や内申書、推薦書など書類による評価を受け、そのうえで45分程度の面接を受けます。そこで日本で学んだ科目が認められれば、入学後の履修科目数は少なくてすみます。
日本を含む外国の薬学部卒業者は、日本の薬剤師国家試験の個別審査で受験資格が与えられることになっています。4年制薬科学科出身者が薬学部留学して薬剤師国家試験の受験資格を得ることもできるということになります。
海外、特にアメリカでの留学は海外の研究機関で最先端に触れるだけではなく、「世界中に人脈を創る」ことになります。アメリカには最先端研究を求めて世界中から留学生が集まります。卒業後は世界中に同窓生が広がり、人脈や情報のネットワークが広がります。これは職業人となってはなかなか築くことができない財産です。
またアメリカは「アメリカは浪花節が通じる」といわれるように、アメリカ人は、受けた恩やつながりを大切にする人たちです。NYなどの超大都会は東京と同じく「となりは何をする人ぞ」な部分もあるかもしれませんが基本はキリスト教の教えに基づいた考え方が根付いている国です。留学の数年間を将来の人脈に生かすのも悪くないかもしれません。
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