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薬剤師が目指す人気の資格と勉強法
サプリメントアドバイザーやアロマテラピスト
現役薬剤師たちが、今後どのような資格を取りたいと考え、それをどのように生かしたいかについて、あるアンケート結果を見てその傾向を知ることができます。
それは、薬剤師が目指す人気の資格に栄養情報担当者(NR)やサプリメントアドバイザー、漢方薬・生薬認定薬剤師、アロマテラピストなどが選ばれていることです。
そして、これらの資格をどのように生かしたいか?という設問に対し、就職や転職に生かしたい人が約35%となっていたのを見て納得でした。
こうした傾向は別のアンケートでも同様で、サプリメントアドバイザーの資格を取りたい理由として「サプリや健康食品についてのアドバイスを行えるようにしたいから」、漢方認定薬剤師については「患者さんや医師に漢方について聞かれることがあるから」となっています。
この辺の回答を見る限りは、薬剤師の使命に燃えてというより、業務上必要だからという感じはぬぐえませんが、スポーツファーマシストの資格を取りたいという人の中には、「ドーピングに尽力したい」というとても前向きで使命感に燃えた回答もあり、薬剤師として遣り甲斐を感じて仕事をしている様子が伺えます。
現実に必要なスキルを補うので精一杯?
「何のために資格を取るのか?」
実は、この“何のため”という資格を取る目的は、資格を取った後の仕事の仕方にとても影響があるように思えてなりません。
現にアンケートの結果を見てみると、現在不足していると感じる知識として、48%が介護在宅関連の知識を挙げつつも、「必要性は感じているが知識向上に取り組んでいない」と答えた人が77%に対しています。
一方、服薬指導のスキル不足を感じる人は24%ながら、知識向上に取り組んでいる人は58.3%にもなります。
この数字だけを見る限りですが、多くの薬剤師が日々の業務に追われ、目先の知識・スキル不足を補うのが精一杯という様子が見え隠れしています。
必要性を感じつつも目的が明確でなければ、日々に業務に追われ実際に取り組むことは難しいでしょう。しかし、日々の業務に必要であれば、やはり忙しくとも時間を作って勉強しているわけです。
そのためにも、「将来はこういう薬剤師になって、こんな風に仕事をしていきたい」というイメージを強く持ち、その裏付けとして「患者さんの力になりたいから」「病気で苦しむ人をなくしたいから」という目的を明確にしなければ、現実生活に埋もれてしまうはず。
ネットでの情報収集が多いものの書籍や勉強会への参加も
では、明確な目的を持っている薬剤師が、こうした資格や勉強法についての情報をどのように入手しているのでしょうか?
回答が多かったのが検索エンジンをはじめ、mixiやツイッターなど、インターネットを活用して情報を入手しています。
「インターネット」と聞くだけで、“今どきの人らしいな”という印象もありますが、その一方で書籍や雑誌、薬剤師会主催の勉強会などに参加して情報入手しているという回答も意外と多いのに少し安堵します。
そのことは「実際に資格取得のための勉強には何が適しているか?」という設問で、インターネットを利用したe-ラーニング(25.5%)よりも、通学によるスクリーニング(29.2%)がよいと回答した方のほうがわずかに多いことからも分かります。
ただ、こうしたアンケートでも感じたのは、やはり日本の薬剤師の立場や待遇がいかに低いかということです。
このアンケートで資格取得にかけられる費用の回答を見るとわかりますが、1万円未満が38.5%、1万円以上~3万円未満が34.6%と多く、10万円以上をかけられる人はわずか1.9%でした。
薬剤師という仕事が高度な知識や技術を要求されている割には、それに見合った給与がもらえていない現実に憤りすら感じます。
民間企業の主催するセミナーなどは金額が高いため参加できないのが現状だとすれば、せめて公的機関がもっともっと薬剤師の勉強の場を提供すべきなのではないでしょうか。
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