1.   >  
  2.   >  
  3.   >  
  4. 緩和薬物療法認定薬剤師

緩和薬物療法認定薬剤師

緩和薬物療法認定薬剤師

薬剤師の職域が広がるにつれて、細分化されたそれぞれの分野に高度に専門化した薬剤師の活躍が目立ってきています。そして、それに応じた認定資格も誕生しています。

緩和薬物療法認定薬剤師はそのひとつで、主にがん治療における緩和ケアチームに加わり医師らと連携する事を専門的におこなう薬剤師です。

緩和ケアは、通常ホスピス緩和ケア病棟などで行われていますが、現状はまだまだその数は充分ではないです。そのため多くの患者が一般病棟や在宅で緩和ケアを受けざるをえず、薬剤師が緩和ケアチームの一員となって活躍するニーズは年々高まってきました。緩和薬物療法認定薬剤師はそうした背景から誕生しました。

緩和薬物療法認定薬剤師の役割

緩和ケアチームにおける薬剤師の役割ですが、まずは専門的な技術注意を要する医薬品の服用指導支援があります。特に在宅緩和ケアにおいてはモルヒネ製剤などの医療用麻薬鎮痛補助薬などの使用が不可欠となっており、薬剤師の存在が大変重要となっています。また、病院薬局・保険薬局・大学などとの連携、および、医師や看護師に対する医療情報の提供や治療上の支援も期待がかかっています。

がん治療にも様々な治療方法が選択可能となっている現代だからこそ、生まれてきた資格といえると思います。

緩和薬物療法認定薬剤師になるには

緩和薬物療法認定薬剤師は、一般社団法人 日本緩和医療薬学会が制定した認定資格で、資格を得るには同会が実施する認定試験に合格する必要があります。また、受験する際には、以下のような条件があります。

  • 薬剤師としての実務歴が5年以上
  • 緩和ケアチームまたは緩和ケア病棟で3年以上従事している事
  • 認定対象となる講習を所定の単位以上履修している事

など

2011年10月の段階で2回の試験が実施され155名が認定されており、資格試験としては難関といえるものになっていると思われます。また、それだけに非常に専門性の高い重要な仕事ともいえると思います。

  • マイナビ薬剤師の評判「面談に力を入れている」「親身なアドバイス」は本当か?のサイトロゴ
    働き方が変わる キャリア面談が好評
    正社員もしくはパート・アルバイトなど、腰を落ち着けて働きたい人で、業種未経験、新卒で経験が浅いなどの理由から転職に不安がある人にオススメ。 書類の添削や面接、条件交渉など、転職活動に関する様々なサポートが受けられる。
  • 【発見】ファルマスタッフの評判は「高時給 派遣 薬剤師求人に強い」以外もあった!のサイトロゴ
    高時給の派遣求人が豊富
    派遣で働きたい薬剤師にオススメ。 それ以外でも、ブランクがあっても、グループ会社 日本調剤の教育ノウハウを生かしたスキルアップ・キャリアアップ支援サービスがあるので安心。今なら、日本調剤監修のオリジナル冊子「保険調剤テキスト」が無料でもらえる。
  • ジョブデポ薬剤師は大手企業求人や優良求人が多い!? その特徴とメリット・デメリットのサイトロゴ
    企業やドラッグストア求人も多い
    正社員もしくはパート・アルバイトなど、腰を落ち着けて働きたい薬剤師で、調剤薬局や病院以外の職場も視野にいれて働きたい人にオススメ。 大手や将来性、安定性のある会社の求人が多く、スピード感がある。

薬剤師の転職サイトについて、さらに詳しく比較したいかたは「薬剤師が選ぶ人気転職サイトBEST5」もご覧ください。

管理人について

現役薬剤師・エリコ

都内の調剤薬局に勤務中。

当サイトは、日々奮闘している薬剤師さんに代わって、すぐに役立つ薬剤師の情報やキャリアアップにつがなる情報、転職情報などを収集し、発信するサイトです。

※ 現在、記事作成を手伝っていただける在宅ライターを募集しております。詳細はこちらをご覧ください。

ファーマシストライフは"薬局アワード"を応援しています

みんなで選ぶ薬局アワード

主催:一般社団法人 薬局支援協会

TOPへ