1.   >  
  2.   >  
  3.   >  
  4.   >  
  5. アメリカのファーマシー・テクニシャンについて

アメリカのファーマシー・テクニシャンについて

アメリカでは薬局などで働く調剤士は「ファーマシー・テクニシャン」(pharmacy technician)と呼ばれています。

6201_01

日本では「テクニシャン」というと違う意味になってしまいますが、アメリカでは化学関係の仕事の色々な方面で「テクニシャン」が肩書きにつく職種が存在します。例えば、X線技師、機械を使って測定をする人、研究所でデータを収集するような職種の人もテクニシャンと呼ばれます。

アメリカでは、調剤士は主に薬局運営に関する仕事を担当します。
その仕事内容は処方箋通りに薬剤を調合することから始まり、患者の保険加入状況の確認を含む顧客管理薬剤在庫管理レジ操作などのアドミ的業務電話応対なども含まれます。
(ちなみに、これは薬局の小売店やメールオーダーで処方箋を受け付けるタイプの薬局で働く調剤師の場合で、病院や介護施設などで働く調剤師の場合は、処方箋を扱う以外の仕事をする「ファーマシー・エイド」という職種の人がいるため、仕事内容は若干異なります。)

ファーマシー・テクニシャンは薬局勤務とはいえサービス業にあたるため、彼らの勤務はシフト制で、平日・休日を問わない勤務になることもあります。病院付属の薬局ですと、24時間営業の薬局がオープンしているので、夜勤が月に何回かあるというところもあります。

ファーマシー・テクニシャンは、いわゆる3K(きけん・きたない・きつい)と呼ばれる仕事ではないですが、基本が立ち仕事で、薬剤などが入った重い箱を担いだり、薬剤の入った棚が高所の場合にははしごを登ったりということもしなくてはならず、意外と重労働といえます。

アメリカではファーマシー・テクニシャンの資格は州が管理するため、国家試験というものがありません。その代わり、ファーマシー・テクニシャンになるには、州が行う「バー・テスト」という試験をクリアしなくてはなりません。以前は、テスト問題が州によって異なっていたようですが、現在は全州で統一された問題になっています。

  • マイナビ薬剤師の評判「面談に力を入れている」「親身なアドバイス」は本当か?のサイトロゴ
    働き方が変わる キャリア面談が好評
    正社員もしくはパート・アルバイトなど、腰を落ち着けて働きたい人で、業種未経験、新卒で経験が浅いなどの理由から転職に不安がある人にオススメ。 書類の添削や面接、条件交渉など、転職活動に関する様々なサポートが受けられる。
  • 【発見】ファルマスタッフの評判は「高時給 派遣 薬剤師求人に強い」以外もあった!のサイトロゴ
    高時給の派遣求人が豊富
    派遣で働きたい薬剤師にオススメ。 それ以外でも、ブランクがあっても、グループ会社 日本調剤の教育ノウハウを生かしたスキルアップ・キャリアアップ支援サービスがあるので安心。今なら、日本調剤監修のオリジナル冊子「保険調剤テキスト」が無料でもらえる。
  • ジョブデポ薬剤師は大手企業求人や優良求人が多い!? その特徴とメリット・デメリットのサイトロゴ
    企業やドラッグストア求人も多い
    正社員もしくはパート・アルバイトなど、腰を落ち着けて働きたい薬剤師で、調剤薬局や病院以外の職場も視野にいれて働きたい人にオススメ。 大手や将来性、安定性のある会社の求人が多く、スピード感がある。

薬剤師の転職サイトについて、さらに詳しく比較したいかたは「薬剤師が選ぶ人気転職サイトBEST5」もご覧ください。

管理人について

現役薬剤師・エリコ

都内の調剤薬局に勤務中。

当サイトは、日々奮闘している薬剤師さんに代わって、すぐに役立つ薬剤師の情報やキャリアアップにつがなる情報、転職情報などを収集し、発信するサイトです。

※ 現在、記事作成を手伝っていただける在宅ライターを募集しております。詳細はこちらをご覧ください。

ファーマシストライフは"薬局アワード"を応援しています

みんなで選ぶ薬局アワード

主催:一般社団法人 薬局支援協会

TOPへ