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アメリカなど海外の薬剤師
海外の薬剤師事情
海外の薬剤師についての情報です。例えばアメリカでは薬学部を卒業し、薬剤師の免許を取るとその60%くらいが調剤薬局関係に就職し、病院での就職は20%前後で、残りは製薬会社や役所などのようです。
アメリカの薬学部では長い間、臨床薬学関係の課目が必須で、病院での実習も1年間みっちり行われます。病院勤務の場合、調剤や服薬指導に加え、医師、看護師など医療従事者とチームを組んで患者の診察・治療に加わります。
仕事の内容も、医師と患者側の間に立ち、各々の患者にあった薬物療法を取り入れ、必要に応じカウンセリングなど、より患者側へと踏み込んだものになっています。
欧米では薬剤師は人々から信頼される職業です
アメリカの薬剤師の場合
アメリカは治療費がとても高いので、アメリカ国民は日ごろから栄養食品などを利用して病気の予防を心がけ、自分で保険に加入していない人はOTC(一般用医薬品)を利用することが多々あります。
ウォールグリーンなどのドラッグストアでは、患者・消費者は薬剤師に自分の症状を相談し、症状にあった薬をアドバイスしてもらうため、薬剤師がとても身近で重要な存在になっています。またそれだけの役目を果たすために、薬剤師は病気についても医師並みに勉強しています。
このようなことからも、職業調査では、薬剤師はもっとも信頼される職業No.1になっています。
アメリカの薬剤師のお給料は、カリフォルニア州やニューヨーク州など大都市と中部・南部の田舎では違いますが、平均時給は40-50ドル、平均年収は800-1200ドルくらいのようです。アメリカ社会では高額収入者の仲間です。
ヨーロッパの場合
ヨーロッパでは法規制上、個人薬局が多く、調剤に関してはアメリカと同じく効率的で患者とのコミュニケーション・カウンセリングに時間をかけることができ、地域密着型薬剤師として人々から高い信頼を得ています。
欧米の薬剤師の勤務時間は働く場所にもよりますが、夜間や休日も開いている薬局・病院では週50時間から60時間働くケースもあります。
責任が重く、もの凄く大変そうだと思いがちですが、社会的地位が高いこと、やりがいがあること、仕事に満足感を得ていることが、逆に生き甲斐になって誇りを持ちながら各地域で活躍しています。
将来日本の薬剤師に求められること
日本では、少子化・高齢化社会、高齢者所在不明問題、孤独死、過疎化、限界集落、買物難民、などといった社会問題と向き合い、これからの社会における薬剤師の在り方を考えながら仕事に取り組むことが大切だと思います。
米国の臨床薬剤師のように医師と一緒に外来診療や入院患者の回診に立ち会い医師と処方箋を作成したり、訪問診療にも同行し患者への服薬指導、副作用の説明、患者からのフィードバックなどを記録しその後の処方に役立てたり、内科医と同じくらいの知識をもって薬局にくる患者へサービスを提供できるようになることなども期待されるかもしれませんね。
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