職場外の交流会や勉強会に参加し、色々な薬剤師と交流したいのですが…

当サイトに寄せられた、薬剤師のお悩みに詳しく回答！

今回は【薬剤師の人間関係についてのお悩み】だよ。

色んな薬剤師の方と交流をしていきたいと思う気持ち、とても素敵なことだね。病院に限らず、同じ職場で長く働いていると、どうしても外部との関わりは減ってしまうよね。

薬局に勤務している方、研究・開発をしている方、治験会社で働いている方、全く別の業界で活躍している方など、同じ薬剤師でも本当に多くの働き方があるよね。その中で、今の職場を飛び出して、色んな薬剤師の方と交流するのはとても重要なことだと僕も思うよ。

今回は、何故いろいろな薬剤師との交流が重要なのか、実際にどのような団体・集まりがあるかについて紹介していくね。

いろいろな薬剤師との交流が重要な理由

同じ職場で働いていると、専門的な知識が高まっていき、３年もするとだいぶ仕事に慣れてくるよね。

職場の雰囲気も分かってきて、自分にとって働きやすい環境が整ってくる。そんなときに、大切なこととして、客観的に今の自分を見つめ直すことがあるよ。

今の自分の職場、働き方、知識や技術のレベルなど、同じ職場の中にいると当たり前で気付かなかったことを、客観的に見つめ直すことによって、自分に足りてないこと、今後の進路がもっと明確に見えてくるよ。

それに、色んな人の話を聞く中で、客観的に今の自分を見つめ直すことができ、今までの自分の視野にはなかった新しい可能性も見えてくるものだよ。

だから、自分の職場の外に出て、いろいろな薬剤師の方と出会って、様々な意見を聞くことが大切なんだ。

いろいろな薬剤師と出会うことによって気づくこと

たとえば、僕の場合はイベントなどを通して、いろいろな薬剤師の方と出会う中で次のような新しい気づきをもらったよ。

• 薬剤師として、本気で頑張っている方がいるということ
• 薬局業務に留まらず、様々な分野で活躍している薬剤師がいること
• 薬剤師として一社会人として、今の自分が知識・技術で足りていないところ
• 自分は当たり前のようにやっているが他の薬剤師にとっては当たり前でないこと
• あらためて自分がこれからやりたいこと

もちろん、職場でも十分に経験を積むことができるけれど、一歩外に出て、色んな方と会う事で、視野もとても広がるし、仕事をする上でも良い刺激になることが多いんだ。

薬剤師の交流会や勉強会、実際にどんな団体があるのか

薬剤師会が主催している勉強会やセミナーが気軽に参加できる一般的なものだね。ただ、薬剤師会に入会していない場合は、参加が難しいよね。

僕も、色んなイベントに参加することはあるけれど、なかなか、20代、30代ぐらいの若い薬剤師が集まる交流会、勉強会はまだまだ少ないのが現状だね。

企業が主催しているもの、地域によっては独自の集まりがあるかもしれないので、その場合は先輩薬剤師に聞いてみたり、調べてみたりすると良いよ。イベントを探すのに、FacebookなどのSNSを活用するのも良いね。

関東で、様々な職種の若い薬剤師が集まるような交流会、勉強会として、いくつか思い浮かぶ団体を挙げるから、ぜひ参考にしてね。

• NPO法人 薬剤師緊急対応研修機構
• 一般社団法人 日本在宅薬学会
• HAP
• ペイシェントボイスカフェ
• やくたま
• ザイシ

おわりに

今後の薬剤師業界を盛り上げていくためには、病院、薬局、製薬会社など職種の枠を超えて、勉強会や交流会をとおして、議論を交わし、交流を深め、薬剤師の未来を語っていくことが重要だね。

そのために、まずは、あなたのように、自身の職場で仕事に慣れ、経験を積んでいくことが第一だと思うよ。

そしてその次に、職場から１歩踏み出して、色んな薬剤師に出会って交流を深めていくことは、自身を客観的に見直すことや将来の進路を考える上で大切なことになるね。

ぜひ、今回の回答を参考に、色んなイベントにどんどん参加してみて！