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女性薬剤師が結婚後に仕事と家庭を両立するためのポイント

これからの時代は「ワークライフバランス」、つまり仕事と家庭のバランスをうまく保つことが、それぞれの両立を成功させる秘訣であり、今後の主流になるといわれていますね。

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そんな中、めでたく結婚!となっても、忙しい薬剤師にとって、仕事と家庭の両立には不安があるかと思います。

もちろん、家庭での主婦業もこなしながら、フルタイムで働いている女性たちもたくさんいます。でも、それは夫の理解がなければ、なかなか難しい話…

まだまだ「家のことやらずに働くの?」という考えの男性も少なくありません

理解ある夫のおかげで、働き続けている女性でも、結婚後の働き方について上司にチクチク言われて転職を決意した、という話もよく聞きます。

 

今回は、女性薬剤師が仕事と家庭を両立するためのポイントや、結婚後にオススメの求人例を紹介していきますよ。

 

結婚後に働き方を変え、仕事と家庭の両立に成功した薬剤師の例

まず、先輩薬剤師の方々は結婚後、どのように働き方を工夫して成功しているのか、伺ってみました。

出産を経て、病院薬剤師 → 保健所へ転勤した 薬剤師D子さん

薬剤師D子さんは、地方公務員の薬剤師として病院に勤務していました。

就職して3年目に結婚。ご主人は、夜勤のあるお仕事。

D子さんも、病院なので当直勤務をしていましたしかし、当時は産休や欠員などで、薬剤師の人数が少なく、週に一回の当直に加え、休日勤務は二週に一回と、かなり忙しい状態でした。

ご主人と会わない日が何日も続くことも・・・。

体力的にも、家事との両立がきつい日々が続いている中、D子さんの妊娠が発覚

出産、育休を経て職場復帰をすることとなりましたが、夫婦ともに当直勤務があると、24時間保育が可能な場所を確保しなければなりません。それはさすがに難しい・・・。

ということで、D子さんは病院勤務から当直のない部署へ転勤願いを提出

すると、病院から保健所への転勤が決まり、家庭とのバランスがとれる生活が出来るようになりました。

他にも、結婚を機に、病院業務のなかでも当直のない調剤業務の部署に異動することによって、ワークライフバランスをとった薬剤師さんもいるようですよ。

 

病院薬剤師 → ブランク → 条件に合った病院へ転職した 薬剤師T子さん

T子さんは、結婚を機に県外へ引っ越しすることとなり、転職活動をはじめました。

転職前は、朝8時から夜9時まで働いて、帰って寝るだけという生活でしたが、結婚して主婦業もしなければならないとなると、そんな働き方はとても無理です。

T子さんは、バリバリ働くよりは家庭を重視したい派でした。調剤薬局と病院で悩みましたが、調剤薬局だと土曜日は出勤になるところがほとんど。また、終業時間もだいたい19時頃になります。

主婦としては、やはり17時台には仕事を終えて、夕食の支度をしたい…。また、前職の病院で得たスキルを活かしたいということもあり、今回の転職先は病院に絞ることにしました

「家庭重視」派のT子さんが、転職先の条件として挙げたのは、”自宅から通いやすい”、”勤務時間は9時~17時”、”残業なし”、”土日休み”、”当直勤務なし”というもの。

上記の条件で探した結果、T子さんは思い通りの転職先で働くことができ、大成功だったとのことです。

 

結婚後に仕事と家庭を両立するためのポイント

引っ越しなどがなければ、まず、D子さんのように部署異動や転勤によってバランスの取れた生活が出来るかを考えてみましょう。それが難しい場合は、T子さんのように転職も視野に入れてみることをおすすめします。

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転職の際は、T子さんが条件に挙げた項目がポイントとなるかと思います。

女性薬剤師が結婚後に仕事と家庭を両立を考えた際に重視すべき条件

  • 自宅から通いやすい(自宅に近いor駅に近い)
  • 勤務時間短め
  • 残業少なめ
  • 土日休み
  • 当直勤務なし

また、別の働き方として、パートタイム勤務もひとつの選択肢でしょう。

 

平日に家事や育児を行い、土曜日に働くという働き方ができるなら、薬局求人の募集内容によっては、土日だけ・週一勤務だけという選択肢もあります。

 

そして何よりも大切なのは、

  • 結婚後のライフイベントはどう考えているのか
  • それによりどんな働き方をしたいのか
  • その場合、どんな仕事内容・勤務条件なら、受け入れられる/受け入れられないのか など

これらを自分でよく考えた上で、パートナーともよく話し合っておくことです!

 

 

仕事と家庭を両立できる薬剤師求人は実際あるのか

「家のことだって、ちゃんとやりたい!だけど仕事もしたい!」そんな女性薬剤師の皆さんの要望に答えてくれそうな求人をいくつかご紹介します。

1. 勤務が17時前に終わる病院の仕事(大田区)

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勤務時間16時50分まで、さらに当直なし、など結婚を考える薬剤師には嬉しい条件が揃った病院の求人です。ありがたいですね。

もし子供が生まれたとしても、育児時差出勤制度等がありサポートがしっかりあるので長く働けそうです。

※参照:薬キャリ(エムスリーキャリア)

 

2. 土日休みで残業少なめの調剤薬局(中央区)

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調剤薬局にしては珍しい土日休みが魅力的な求人です。

18:30終わりで、残業に関しても月10時間程度とほとんどありません。ワークライフバランスが取りやすい環境と言えます。

※参照:マイナビ薬剤師

 

3. 土日休みの駅チカ調剤薬局の仕事(江戸川区)

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こちらも土日休みで働ける調剤薬局です。駅から徒歩1分とアクセス良好なところも、スムーズに帰るためには良い条件です。

電子薬歴システムなど、最新機器を取り入れており、調剤薬局未経験者でも、フォローしてくれます。

※参照:ジョブデポ薬剤師

 

4. 週1から働ける調剤薬局の仕事(練馬区)

≪東京都練馬区≫土日休!アットホームな地域密着型薬局!週1~応相談!パート薬剤師さんの募集です♪(西武池袋線 大泉学園駅 徒歩10分)|薬剤師求人| 薬キャリ by m3.com

こちらのアットホームな地域密着型薬局では、パートとして、週1から働くことができます。小児科がメインで、ドクターとの関係も良好だそうです。

※参照:薬キャリ(エムスリーキャリア)

 

転職サイトでは、上記のような仕事と家庭を両立できる薬剤師求人の検索ができます。
希望条件を入力すれば、自分にあった転職先を検索することができますし、転職活動の時間がない人や条件交渉をしてみたい人はコンサルタントに相談するのも良いと思いますよ。

 

おわりに

「結婚」は、人生の大きな転機です。ワークライフバランスを意識し、場合によっては、現在の働き方を見直す必要もでてくると思います。

ただし、どう働きたいのかが定まっていれば、希望の職場は案外ちゃんと見つかるものです

仕事と家庭、どちらに重きをおきたいのか自分でよく考え、さらにパートナーとよく話し合って働き方を決めておくといいでしょう。

職場によっては結婚や子育てに理解があり、柔軟な働き方ができます。気持よく仕事が続けられる職場を探してみましょう。
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薬剤師の転職サイトについて、さらに詳しく比較したいかたは「薬剤師が選ぶ人気転職サイトBEST5」もご覧ください。

管理人について

現役薬剤師・エリコ

都内の調剤薬局に勤務中。

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