薬剤師のITスキル

今や薬剤師もITスキルがなければ仕事ができない時代になりつつあります。

電子薬歴、在庫管理システム、調剤業務の機械化、
などを導入し、使いこなすことで、業務の効率化と調剤業務の安全性を高めることができます。

そこで、薬剤師としてプラスαになる、パソコン用ツールについてまとめてご紹介しましょう。

薬局業務支援ソフト

以下の4つの機能がパッケージされています。

1. 後発医薬品を調剤した際に処方医向けの情報提供書を作成
2. ヒヤリ・ハット事例を記録しておく
3. 薬局従業員の研修記録や研修計画書を作成
4. 一般医薬品の説明文書を登録・印刷

薬の飲ませ方などを書いたお薬手帳シール

30種類近くあるシールを活用し、薬の副作用や一口メモなどを記せるシール手帳。30種類のシールは、患者さんに合わせた情報を提供するため。

ハイリスク薬管理指導チェックシート

漏れなくチェックし指導を充実させるためのツール。患者さんに確認・説明すべき項目が、薬効群ごとにA4判１枚程度にコンパクトにまとめられ、薬剤師が患者さんの話を聞きながら記入できます。

サプリメントの注意事項一覧

薬との相互作用や疾患への影響が一目でわかるツールです。最近ではサプリメントを利用している患者さんが多く、薬剤師にとっては薬と違い情報が少ないこともあり、サプリメントの注意事項などを一覧にしたツールになっています。

外用剤の使用方法説明ツール

点鼻剤や点眼剤などの外用剤は特殊な容器に入っていることが多く、慣れないと使用方法がわかりづらく、特に高齢者では使用方法が覚えられなかったり、握力が弱いなどの理由から、きちんと使えていなかったりというケースがあります。そこで、薬剤師による十分な指導と患者さんの理解度の確認するため、患者さんへの説明ツールと指導のポイントを示した薬剤師用の指導支援を目的としたツールです。

ヒヤリ・ハット事例収集・分析ツール

事例を収集し過誤防止に役立てるためのツールです。薬局などではヒヤリ・ハット事例を集めるだけことに終始してしまっていることも多いのですが、このツールでは、事例を収集・分析し、過誤防止に生かすことを目的としています。