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薬剤師の呼び方
ある患者さんから、こんな質問をされたことがあります。
「お医者様や栄養士さんは“先生”と呼んでいるけど、薬剤師さんもやっぱり先生なのかしら?」
患者さん側から見ると、薬剤師のことを「先生」と呼んでいる方は少ないようです。
しかし、医療従事者の中には「薬剤師も先生と呼ばれて当然」とする声が意外と多いのです。たとえ資格を取ったばかりの薬剤師であっても、です。
では、その理由はなんなのでしょうか?
まず薬剤師は国家資格であり、現在では医学部と同じく6年制になったことからも、医師と同等であると考えているようです。
確かに薬剤師という仕事の責任はとても重く、調合や投与を間違えれば患者さんが死に至ることもあります。
記憶に新しいところでは、2010年3月、埼玉県越谷市内の薬局で、調剤ミスにより75歳の女性が死亡した事故をはじめ、便秘患者に誤って塩化ナトリウムを処方したり、薬局で処方の10倍を調剤し服用した女児が一時入院をしたり、抗てんかん薬を調剤ミスし6歳女児が一時こん睡状態に陥ったりというという事故もありました。
こうしたことを考えれば、やはり薬剤師は「先生」と呼ばれるに値するだけの責任ある仕事であり、それだけの勉強を重ねてきているわけです。ですので、薬剤師の存在と価値を十分に理解している医療従事者であれば、誰に言われることなく薬剤師を「先生」と呼んでいるでしょう。
また、医師の中には薬剤師の提案を重要視する方も多くいます。
事実、夜間の救急対応などでは、薬剤師の判断が患者さんの病状を左右することもあるからです。
ただし、病院によっては混乱を避けるため、先生と呼ぶのは医師だけというケースも少なくありません。
ちなみに、労働基準法第14条で厚生労働省が定める高度な専門知識を有する資格は以下のとおりです。
公認会計士、医師、歯科医師、獣医師、弁護士、一級建築士、薬剤師、不動産鑑定士、弁理士、技術士、社会保険労務士、税理士、中小企業診断士
この法律によれば、薬剤師も医師や弁護士、税理士などと並んで「先生」と呼ぶのにふさわしい資格だといえるのではないでしょうか。
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