脱法ハーブ吸引で？中学講師、車で人身事故

【引用ニュース】
大阪府摂津市で５月、乗用車による衝突で計６人がけがをする事故があり、乗用車を運転していた同府茨木市立北中学の非常勤講師・西口馨容疑者（２５）（茨木市東福井）の血液から脱法ハーブの成分が検出されていたことがわかった。
府警摂津署は１９日、脱法ハーブの影響で正常な運転ができなかったとして、西口容疑者を危険運転致傷容疑で逮捕した。
（2012年7月20日 読売新聞）

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=61989

脱法ハーブでの救急搬送が今年になって急増しているそうで、その数は昨年に比べて20倍だとか。

今年の5月だったか、脱法ハーブが原因のこうした事故で初の死者が出ましたよね。
5月の時はひき逃げ、そして今回は6人にケガを負わせる事故。

こうなれば、自分だけの問題ではなく他人の命にも影響しているのですから、本当に放ってはおけません。

近年急増しているのには、ネット上でも簡単に手に入れられるからだと思います。
それに、「合法ハーブ」なんて表現もあり、安心して使用している人も少なくないはずです。

でも、合法ハーブは単に法律で規制されるより早く出てきたため、違法の対象になっていないだけのこと。

だいたい「合法」なんて表示してあることからしておかしい！

中には麻薬と同じく習慣性を持つものだってある。
気持ちを高揚させたり、幻覚を見せたり・・・危険極まりないです。

確か、実験で脱法ハーブを投与されたマウスは、脳細胞が死滅し無動状態になったという結果が出たとネットで見たことがあります。

学校薬剤師たちにより、子供たちに薬の適正使用教育の一環として、脱法ハーブについても説明する取り組みが広がっているようなので、ぜひ期待したいです。