ドラッグストア“薬剤師”争奪戦

【引用ニュース】
2006年に薬学部が４年生から６年生に移行、今年は初めて卒業生が出た年です。調剤の併設店を増やしたいドラッグストア業界は、薬剤師の獲得競争に力を入れています。
（2012年5月16日 テレビ東京）

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/feature/post_20482

テレビ東京での8分ほどのニュース特集だったのですが、ご覧になった方はいらっしゃいますか？

「ウェルシア」など調剤併設型ドラッグストアを展開するグローウェルホールディングスでは、今年の新卒初任給が50万円だそうです。

調剤併設なのに薬剤師がいなければお話になりませんから、50万円払っても欲しいということなんでしょうが、すごいですねぇ・・・。

グローウェルといえば、クリーンルームによる無菌調剤や在宅医療、医師やケアマネージャーなどとのチーム医療など、店舗内だけでなく地域医療としての役割も果たせるような取り組みをしていますよね。

また、「ハックドラッグ」などの母体となるCFSコーポレーションでは、フィールドトレーナーと呼ばれる教育専門担当者がいて、店舗で働く薬剤師のスキルに合わせて指導してくれるのだそうです。

ドラッグストアでは一般薬品の販売もするため、どう対応していいのか分からない、不安だという薬剤師も多いとのこと。教育を受けた薬剤師がいる店舗は売り上げも伸びているとか。

CFSコーポレーションでは、「何年後かのキャリアプランを描けます」というのがうりみたいですね。

ドラッグストアの薬剤師に対して、これまであまり良い印象がなかったですから、ちょっと視点を変えて見てみるのもいいのかも知れませんね。