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薬剤師の病棟業務、週100点で評価
【引用ニュース】
2012年度診療報酬改定では、チーム医療が重点課題の一つで、新設される「病棟薬剤業務実施加算」は100点(週1回)に決定した(資料は、厚労省のホームページに掲載)。算定対象はすべての入院患者だが、療養病棟と精神病棟については算定できるのは入院日から4週まで(『薬剤師の病棟薬剤業務、加算新設で評価』を参照)。病棟ごとに、専任の薬剤師を配置するなど、「薬剤関連業務の実施に当たって、十分な時間を確保できる」ことが要件。十分な時間とは、「1病棟当たり週20時間」とされている。
(2012年2月11日 m3.com)
http://www.m3.com/open/iryoIshin/article/148449/?category=report
病棟薬剤業務実施加算として週に100点ということで、外来・入院患者の調剤業務が中心だった病院薬剤師に新たな道?と思わせるようなうれしい改定ではあります。
詳細については3月上旬に発表されるそうなので細かいところが分からないものの、全病棟の入院患者が対象となり、加算の算定は入院日から4週に限定されるそうです。病棟ごとに専任の薬剤師を配置し「薬剤関連業務」の届出をし実施している場合のみに算定されるということなんですね。
1病棟の人数も詳細が発表されれば分かるのでしょうが、入院病棟などでは薬剤師も夜勤などが必要となるのか?
「1病棟・1週当たり20時間」となると、それ以外の時間、つまり薬剤師不在の時間帯のハイリスク薬の投与がされることはないのか?これに関しては、投与されない可能性など明らかにないはずですよね。
「患者等に対するハイリスク薬等に関わる投与前の詳細な説明」
「投与前の相互作用の確認」
と示されていますが、そうなると不在時に「投与前の詳細な説明」は無理になるわけです。「可能なら事前の説明や相互作用の確認をしてね♪」くらいの解釈でいいってことなのだろうか???
いずれにせよ、詳細が発表された段階でも喜んでいられる改定であってほしいものです。
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