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薬剤師 転職サイト「薬キャリ」のコンサルタントの評判って実際どうなの?
私、管理人エリコが薬剤師の転職に関する情報について探し求め紹介する、
「管理人エリコの薬剤師転職 探訪記」
第1回目は、転職サイトの広告でよく見かける「キャリアコンサルタント」について。
薬剤師 転職サイトでお馴染みの薬キャリを展開する、エムスリーキャリア株式会社のコンサルタントについて取材してきました。
今回取材に応じてくれたのはこのかたです。
チームマネージャー 高木 勇揮也さん
それでは、いってみましょう!
目次
そもそも 薬キャリには転職サイトとして、どんな強みがあるのか
ーー【薬キャリ】といえば、求職者の転職を成功させるために重要な要素である
- 業界精通力
- コンサルタントの質
- 求人の質
この3つのレベルが高い転職サイトということで知られていますよね。
このあたりについて詳しく教えていただけますか。
高木:
ではまず、1つ目の『業界精通力』について。
日本最大の医療従事者専用サイトm3.comを運営するエムスリーグループということもあり、この医療業界への精通力を活かし、全国の薬局・病院・企業との関係には同業他社とは比較にならない優位性があります。
つまり、事業所への話の通しやすさと考えて頂いて構いません。
薬局でいえば、全国ほぼ100%網羅して求人を確認できる体制が整っています。
2つ目の『コンサルタントの質』について。
ご存知の通り、薬剤師の職種というものは国の政策に大きく影響を受ける職種です。
キャリアプランのご相談を受けるには業界や政策への幅広い知識が必要で、さらに紹介先の事業所の経営状況や入職後について予見する力も求められます。
そのため、コンサルタントの採用は以下の4段階で行います。
- 一次面接
- 二次面接
- 最終面接
- 一緒に働くメンバーとの面談
また、それぞれ細かく選定基準も設けられていますし、入社後の研修にも力を入れています。
エムスリーキャリアでは、コンサルタントのスキルとしてコミュニケーション能力はもちろん、誠実であること、この2つは大前提として考えています。
つまり、対応が早い・傾聴できるというのは基本です。
加えて、転職を検討しているかたの多くは、自分自身の潜在的なニーズについて理解していないことが多いものです。それによって、転職を繰り返してしまうということも多々あります。
本当に優秀なコンサルタントとは、カウンセリングをしながら、転職を検討しているかた本来のニーズを整理することができる人だと考えています。
その点、エムスリーキャリアのコンサルタントはどの者も非常に優秀で信頼して任せられる人材ばかりですよ。
このようなハイレベルコンサルタントが多く在籍していますので、転職活動で本当にお困りの方への実質的なお力添えが可能です。
3つ目の『求人の質』について。
大手から地域密着型の調剤薬局など、豊富なジャンルで全国の求人をカバーしていることはもちろんですが、
弊社の場合は、一人ひとり求人情報を探しにいくところから行っているのです。
取扱っている求人情報が他社と全く異なるのは、もともと在庫のある求人の中から求職者の希望条件に合致する求人を探して紹介するのではなく、
求職者の希望条件を確認した上で各事業所に電話をかけ、求職者のプレゼンをし、興味があるかないかを確認する手法をとっているから
なんです。
この形式をとることで、これまで公には出ていなかった求人が出てきたり、もともとでていたものの条件が変わったりします。
<薬キャリの実際の求人例>
- 年収800万円検討可/週休2.5日/単身者社宅助成制度あり
- 月給50万円/土日休み/18:00定時
- 時給2,500円/週3日・1日4時間~勤務OK(派遣)
なかでも一番大きいポイントとしては予め同意が取れている状態での案件を紹介できるので、内定の確度やスピード感が圧倒的に有利ということですね。
薬キャリのコンサルタントは、普段どんな風に仕事をしているのか
ーー薬キャリのコンサルタントさんって、すごく厳しい選考基準で選ばれているのですね。
でもコンサルタントさんが普段どんな感じでお仕事しているのか、あまり想像がつかないです。
失礼ですが、ちゃんと働いてくれるのでしょうか。
高木:
もちろん、ちゃんと働きますよ!
とはいえ、私のポジションは現在チームマネージャーなので、求職者と直接のやり取りはしておらず、メンバー管理と教育が主な業務です。
薬キャリのコンサルタントは一人につき常時14~15人の求職者を担当しているので、私は基本的には約180人の進捗状況を常に把握しているということになりますね。
また、私のチームでは西日本エリアの求職者を担当しているのですが、出身は関東ですが担当している地域の地理はスーパーや保育園の場所まで熟知しています。
薬剤師の転職業界は、ホワイトカラーの転職と比較すると、条件さえ合えば気軽に転職する方が多い業界ではありますが、求人情報を横流しするだけでは求人サイトと変わらないので、あくまでコンサルタントとして、それぞれのご状況に合わせたキャリアプランを提案するスタンスでいるようメンバーには教育しています。
年齢、家族構成等によって同じ条件でもご提案する内容は違いますからね。
我々は、求職者のかたへ求人をご案内する前に、まずその事業所へ直接電話で確認するというフローを踏んでいます。
一見まわりくどいことのように思われるかもしれません。
しかし、事業所側へは求職者がどういう方なのか予め伝えた上で、「そういう方だったら、こんな条件ではどうでしょうか?」という流れで提案をできるので、その求職者の条件に合わせた新しい求人が生まれることもよくあるんです。
だからといってそれを押し付けたりすることは絶対にありません。
事業所本位ではなく、あくまで求職者側に立ったスタンスでのご提案を心がけています。
一般的な紹介会社では紹介先企業の営業担当と求職者の対応をするコンサルタントが分かれている場合が多いのですが、薬キャリでは敢えて分けず企業側とのやり取りもコンサルタントが行っています。
効率だけで言うと非常に非効率ではありますが、情報の正確性やスピード感には圧倒的な差が生まれます。
求職者目線で質の高いサービスを提供できるよう、効率化よりも品質の向上に重きをおき、手をかけるべきところに手をかけられる体制づくりに全社をあげて取り組んでいます。
また、一人ひとりにノルマがあるような体制ではないので、お互いに協力しながら求職者のサポートに専念できる、本当に働きやすい職場ですよ。
比較的若いメンバーが多く、クラブ活動等も盛んに行われているためメンバー同士の仲がとても良く、社内は明るくハツラツとした雰囲気です。
転職の際にコンサルタントを利用した効果は実際どれくらいなのか
ーー求人の押しつけがないのも安心だし、何より年齢や家族構成など、求職者それぞれの状況に合わせて求人を提案してくれるのは魅力的ですね。
でも、安心感や情報の正確性で考えるなら、転職サイトを使用しなくても知り合いの人に「いい仕事ない?」と紹介してもらった方が満足のいく転職ができるようにも思えます。
高木:
お察しの通り、薬剤師さんの転職業界では知人紹介ってとても多いんですよね。
しかし、そのぶん知人紹介や自己応募での失敗も多く聞きます。
入社前に聞いていた条件と実際の条件が違ったものの、紹介してくれた知人の手前、なあなあになってしまうなど。
そうした場合、結局は辞めるか泣き寝入りというのがほとんどのようです。
知人紹介の落とし穴は「知人にとって良い」ものと「求職者本人にとって良い」ものが違う場合が多いということです。ここがズレていると認識の齟齬が生まれ、上手くいかないんですね。
知人とあなたの価値観やキャリアのフェーズが全く同じということであればよいのですが、そんなはずはないですからね。
やはり、事業所に対する第三者の立場での客観的な評価、過去の紹介実績の情報量を比較すると紹介会社を通す方が圧倒的に有利なんです。
条件交渉等についてもプロに任せておいたほうが当然話がスムーズに進みます。
薬キャリでは入社後のフォローもしっかりさせていただいているので、万が一、入社後に何か問題があった場合の対応もしています。
ーーネットの情報を見ていると、転職サイトに登録すると、その後「電話やメールがしつこい」とか「親身になってくれない」などの話をよく聞きますよね。これについては実際どうなんでしょう。
高木:
たしかに一般的な転職サイトの場合は、よく聞く話ですね。
「電話やメールがしつこい」についてですが、薬キャリの場合、求職者のかたの迷惑になる時間帯にしつこくご連絡することはありません。
また、初めのご連絡の際にご希望をお伝え頂けますとそのように対応しますので心配はないかと思います。
「求職者に親身になってくれない」のは、論外ですね。
確かに営業数字を追うがあまり、とにかく大量の情報を横流しして、的はずれな提案ばかりするような他社での営業の話もよく聞きます。
そういうコンサルタントにあたったご経験のある方は警戒心が強く、初めはなかなか信用していただけないこともあるのですが、弊社のサービスではまずありえない話です。
なぜなら、弊社では個人での営業数字というものはなく、チーム全体での目標を設定しているためです。
ですので、常にチーム内でお互いに助け合うスタンスが出来上がっています。
もちろん条件を押し付けるということもありませんし、万が一、担当のコンサルタントと合わないと感じられた場合は速やかに担当を変えていただくこともできます。
顔が見えないやり取りなのでこの点については信頼を一番に考えて、メンバー間でもお互いに目を光らせて対応していますのでご安心いただければと思います。
逆に、コンサルタント側が薬剤師に求めることはあるのか
ーー個人のノルマがないということなら、いただく提案内容も信頼できそうです。
さらにチームでお互い助け合って対応してもらえるってことなら、求職者側はむしろ大歓迎だと思います。
薬キャリのコンサルタントに相談することについて、今のところデメリットは見えないのですが、実はこんな薬剤師からの相談はお断り!!なんてことはないのでしょうか。
高木:
こちらから薬剤師さんに求めるようなことは特にないですね。
とりあえず登録してみたものの「やり取りが面倒そう」という理由で退会される方がいらっしゃいますが、希望の地域・年収・業種くらいの簡単な情報を教えていただくだけで、サイトには公開されていない求人情報もお出しすることができますので、もっとお気軽にお問い合わせいただければと思います。
ご要望があれば、職務経歴書や履歴書作成も代行しますので、ぜひご相談下さい。
また、複数の紹介会社を利用したり、自己応募も平行して進めている場合もあるかと思いますが、それはそれで当然だと思ってますし、全然構いませんので、是非その旨はお伝えいただきたいですね。
おわりに: 薬キャリのコンサルタントから転職を考える薬剤師さんへ一言
ーー転職サイトの複数利用については、あまり陰でコソコソはしたくないけれど、コンサルタントにそのことを伝えると態度が豹変したりするのかな…なんて不安に思っている人もいると思います。
でも、それを伝えた上で色々な情報をみていいというのは、求職者側にとっては嬉しいことですね。
最後に転職を考えている薬剤師さんに何かメッセージはありますか?
高木:
薬剤師の転職市場は慢性的な人手不足から、「売り手市場」と言われていたため、資格さえあれば好条件で転職がしやすい状況でした。
しかしながら、これからは「処方せん通りに薬を処方する」という業務に留まらず、薬剤師+αの技能や経験が問われる時代が到来するかもしれません。
高年収の仕事は職域を拡げていかなければ見つかりづらくなる可能性もあります。
そんな状況でも薬剤師の皆様の大事な転職活動が出来る限りスムーズに、ご負担少なく進むよう、最大限のお手伝いをしたいと考えています。
「主人の転勤で急な転職。知らない土地でどうやって探せばいいの?」
「子育てで3年のブランク。まずは午前勤務のみで復職できる?」
「50歳を過ぎて初めての転職。調剤経験もないけど、転職できる?」など、
まずは今の転職についてのお悩みをお聞かせ下さい。
先にも申し上げましたが、チーム一丸となって全力でサポートしますよ!
ーー高木さん、ありがとうございました!
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